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片付け、大変 [研究室]

 お久しぶりです。「いしころ」です。
 キャンパスで入構時チェックが続く中ではありましたが、今月はせっせと(修論執筆時よりも!?)登校していました。
 というのも、今回修士課程を修了するにあたって、荷物を処分する必要があったためです。
 ゼミ資料、学術雑誌類、趣味の漫画と大量のものを置きっぱなしにしていたので、もともと「災害時には危ないだろうな」と思ってきたのですが、2月最終週の週前半に処分しきることができました。
 その後は、私事ですが引っ越しに向けてガス・電気・ネットとインフラの手続きに追われていました。
 本当に大変ですね。全部自分でやると、協力していろいろなことに取り組める研究室の温かさみたいなものが感じられてきます。慣れ切ってしまってはいけないと思いつつ……。
(書籍類は研究室の在庫処分に便乗する形になったので、到底「全部自分でやった」とは言えないのですが)

(いしころ)
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追いコン、オンラインで開催 [研究室]

 恒例の追いコン、今年はご多分に漏れずオンラインで行われました。
 林政研の伝統として「お酒はおいしく楽しんでいただくもの。強制はしない」ということですので、めいめいで用意したドリンクをいただきながら、名幹事「ケンコ」さんの司会で、ふだんできない研究以外の話に花を咲かせました(研究の話も出ましたが)。



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 遠州(文字通り遠い!)からの参加者もあり、帰宅時間を気にせずできたのはオンラインの利点でした。久々にいろいろな話ができて、対面でなくてもここまで気持ちが通じるものかと思った次第でした。
 無理強いはしないと言いましたが、永田先生差し入れの日本酒を湯灌徳利でいただくあの贅沢が、早く再現できればと念じています。(f)

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卒論発表会無事終了 [研究室]

 昨日、「謎の卒論生」のオンラインでの発表が無事終了しました。

「思いを伝える表現」が問題だと書きましたが、最後の最後で、<ここはこういう図があると説明しやすいだろうけれど、時間的にいって厳しいだろうな>と教員が思っていたところを、直前になって作成してくれたのに驚きました。

 ただ、その図ができたので、その分、その図と内容的に関連する別の図の意味について、練習では省略することにしていた説明を加えることが重要になっていて、別の箇所を省略してでもそれが必要だったのではないかというご指摘を、当日発表を聴いて下さった先生からいただきました。なるほどというご指摘です。
 当日発表を聴いたゼミ生はほかにもいて、総じて好評でした。

 先日の修論生同様、現地調査に行けなかったので、利用可能な資料に大変な制約を背負ってしまいましたが、学内で利用できる新聞記事などを存分に活用した研究となりました。既往研究もある事例を扱ったのですが、それでも個々の論文だけではわからないことが結構あるものです。私も実習でお世話になる調査地でありながら、今回の卒論で、新たな発見が多々ありました。逆に、ありそうでないデータというものも結構あって苦労するのですが。

 最初に書いた卒論生の「思い」research question は、素朴なものでした。が、社会科学にとって最も重要な warm heart が感じられました。このあたり、専門家ですと、扱いやすさを考えて最初から控えめに設定してしまいます。
 素朴はいえ、誰もがこういう「思い」を持てるとは限りません。「思い」の答えを、要旨では十分書きこめませんでしたが、本文と発表では形にしてくれました。お見事!!(f)
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修論発表無事終了 [研究室]

このブログでも、ときどき登場してくれていた「いしころ」君が、修論の内容もさることながら、発表会でも、判りやすく、かつなかなか味のある発表をしてくれました。

たぶん(?)、これで修士課程を無事修了して4月からは晴れて社会人となることでしょう。
コロナ渦での修士2年在学。予定していた現地調査が難しくなり(林政学では人と会う対面調査がどうしても必要になります)、研究の進捗が思うように行かない中、よく頑張ってくれたと思います。

さて、今度は卒論発表会があり、ペンネーム不詳の謎の卒論生が発表します。すでに本文は完成しており、これもなかなか奥の深い論旨に仕上がっていますが、問題は「思いを伝える表現」。

一般に、奥深い内容を限られた時間でわかりやすく伝えるのは大変です。これが自然科学のような直線的な論理であれば、「仮説Aと仮説Bのどちらが正しいかを、実験αと実験βで検証したら、仮説Aが正しいことがわかった」というようなシンプルイズベスト、という感じの発表が12分でできる場合があります。

社会科学の場合、思いそのものを伝えようとすると演説になってしまいます。ですので、客観的な資料やデータに「語らせる」わけですが、入手可能な資料だけで語れることにプラスアルファした「語り」を結論に盛り込みたいときにはどうするか。

卒論でここまで悩んでいるだけで、エラい。
「いしころ」君から伝授されたパワポ技を駆使しつつ、体を壊さないように頑張ってほしいものです。(f)
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