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修論発表無事終了 [研究室]

このブログでも、ときどき登場してくれていた「いしころ」君が、修論の内容もさることながら、発表会でも、判りやすく、かつなかなか味のある発表をしてくれました。

たぶん(?)、これで修士課程を無事修了して4月からは晴れて社会人となることでしょう。
コロナ渦での修士2年在学。予定していた現地調査が難しくなり(林政学では人と会う対面調査がどうしても必要になります)、研究の進捗が思うように行かない中、よく頑張ってくれたと思います。

さて、今度は卒論発表会があり、ペンネーム不詳の謎の卒論生が発表します。すでに本文は完成しており、これもなかなか奥の深い論旨に仕上がっていますが、問題は「思いを伝える表現」。

一般に、奥深い内容を限られた時間でわかりやすく伝えるのは大変です。これが自然科学のような直線的な論理であれば、「仮説Aと仮説Bのどちらが正しいかを、実験αと実験βで検証したら、仮説Aが正しいことがわかった」というようなシンプルイズベスト、という感じの発表が12分でできる場合があります。

社会科学の場合、思いそのものを伝えようとすると演説になってしまいます。ですので、客観的な資料やデータに「語らせる」わけですが、入手可能な資料だけで語れることにプラスアルファした「語り」を結論に盛り込みたいときにはどうするか。

卒論でここまで悩んでいるだけで、エラい。
「いしころ」君から伝授されたパワポ技を駆使しつつ、体を壊さないように頑張ってほしいものです。(f)
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