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東日本林業経済研究会in岩手 [研究会]

2024年9月19-20日にかけて、岩手大学農学部(盛岡市)や柴田産業(一戸町)で、「東北地域の素材生産の最先端」をテーマに東日本林業経済研究会が開催されました。当初、19日午後に素材の生産現場を見学する予定でしたが、東北新幹線のトラブル(はやぶさとこまちが予期しない状況で分離)により、東京組はお昼までに盛岡につくことができませんでした(汗)夕方からの懇親会には何とか合流ができました。翌日は岩手大学農学部でシンポジウムがあり、3人の報告を聞くことができました。緩傾斜地の多い岩手県北部や青森県南部では、CTL(短幹集材)システムの開発の余地があることが実感できました。研究会を主宰してくださった岩手大学農学部・演習林の皆様に心から感謝申し上げます。
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林政ゼミ合宿in樹芸研究所 [研究室]

 2024年9月22日~24日、林政学研究室の夏合宿が東京大学附属演習林樹芸研究所(静岡県南伊豆町)で開催されました。22~23日には10名の博論・修論・卒論の中間報告がありました。忙しい中でのゼミ資料作成・プレゼン、皆さんお疲れさまでした!ゼミの途中で、2012年に研究室を卒業された松田さんが、ふらっと樹芸研究所・下賀茂寮に立ち寄り、ゼミ会場で、古井戸先生と奇跡の再会となりました:)家族旅行で、ふとついでに訪れた松田さんと、合宿ゼミメンバーが、導かれるように下賀茂寮で遭遇するというのは、なかなかすごい確率だと思います。松田さん、今度は研究室にも遊びにいらしてください:)ゼミ終了後には、樹芸研究所の齋藤先生手作りのカレーやローストビーフも楽しみながら、バーベキューパーティーで舌鼓を打ちました。ゼミ以外にも、樹芸研究所の見学や、桜葉漬生産を行っている(株)松崎桜葉商店や、韮山反射炉の見学なども行いました。
 様々な手配・案内を担当してくださった樹芸研究所の齋藤先生や演習林本部の藤原先生に心から感謝申し上げます。
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この夏のおもひで-林政学基礎(森林科学基礎実習IV)を行いました- [講義]

 2024年8月28日~29日の2日間にわたり、山梨県で林政学基礎の現地実習(学部3年・4年生が対象)を行いました。
 初日の午前中は、山梨県森林組合連合会の木材共販所を訪問し、原木市場や共販所内の製材工場を見学しました。午後からは、山梨県有林を見学する予定でしたが、台風10号の接近による悪天候のため、急遽会議室でのディスカッションタイムとなりました。
 29日の早朝には、富士癒しの森研究所・所長の福井先生に、演習林と地域との関係構築などについて解説していただききながら、林内を散策しました。その後、身延町にあるキーテック山梨工場を訪問し、大型の合板工場を見学した後に、事務所で受講生との質疑応答の時間を取っていただきました。
 受講生の大半にとっては、初めての「聞き取り調査」になりました。貴重な経験になったことは間違いありません。台風10号の接近によって、実習がすべてキャンセルになる恐れもありましたが、予想よりも大幅に進路が西寄りにずれ、さらに移動速度が遅かったことから、結果的には開催することができました。関係者の皆様には、会議室の確保、質疑応答(質問への回答)の準備など、様々な面で大変お世話になりました。ありがとうございました。
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この夏のおもひで -納涼会開催しました- [研究室]

2024年7月19日(金)が夏休み前の最後のゼミでした。ゼミ終了後に研究室の納涼会を開催しました:)
ネパール料理、おいしかったですね。幹事の川上さん、酒井さん、グッドチョイスでした。
夏休み中は現地調査や資料調査にどっぷりつかっていきませう:)
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この夏のおもひで -研究会開催しました- [研究会]

 「自然に関する文化的資産の保全・劣化要因の把握と教育・観光資源化にむけた検討」の研究会
を7月13日(東京大学)と8月26日(大正大学)に開催しました。
 7月の研究会では、研究室M1の平山さんが自身の卒論研究である古道再生のガバナンスに関する研究を紹介したうえで、今後の研究計画も発表しました。登山道・観光地管理、文化多様性などの専門家の皆さんから貴重なコメントをもらうことができたことは、貴重な経験になりました。
 8月の研究会では、パプアニューギニア(PNG)の研究者であるDr. Kambuさんの発表をズームを介して聞いたうえで、意見交換を行いました。PNGでも生活の近代化により文化多様性が失われている実態が紹介され、それを保全することが喫緊の課題であることがわかりました。研究会終了後には、大正大学そばの「とり福」で、懇親を深めました。昭和の趣を残す貴重なお店ですが、2024年9月末をもって閉店とのこと(残念)。
 古きものを全て残すことはできませんが、残すことで、将来世代が使う可能性を守ることができます。何を残すか、残さざるべきか、現世代は常に問われています。
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能登半島の軍艦島(見附島) [文献調査]

本日午前中、研究室が所蔵する昭和・平成期の写真のクリーニング、
スキャニング、データベース化作業を進めています。
資料整理を進める中で、軍艦島(見附島)の1980年代の写真が出てきました。
軍艦島(見附島)は、能登半島珠洲市にある地域のシンボルとして
親しまれてきた島ですが、今年元旦の能登半島地震により、大規模に
崩れてしまいました。
珠洲市をはじめとする能登半島では、今なお、生活再建に向けた復興事業が行われています。
島の形は変わってしまいましたが、今後も復興の過程を、静かに軍
艦島(見附島)は見守り続けることになります。
一日も早く生活の再建が進むことを切に願っています。

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2024年度森林科学基礎実習Ⅳ(林政学基礎)での実習 [講義]

はじめまして~ ごきげんよう~ イーソーです。

本当に7月上旬???というような猛暑が続く今日この頃、2024年度の森林科学基礎実習Ⅳ(林政学基礎)にて2回のフィールド調査に出かけました。

まず6月27日、鳩森八幡神社(千駄ヶ谷)にある冨士塚(冨士浅間神社)を登拝し、冨士信仰について学習しました。
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7月4日には、木材・合板博物館(新木場)を訪問し、佐藤雅俊館長(東京大学名誉教授 / 農学博士)からエンジニアード・ウッドについてご講義頂いてから、館内での説明を受けました。特に、日本森林資源をどのように加工し販売していくのかを学習しました。
大根のかつら剥きのような単板(合板の原料)の製造過程に受講生は釘付けでした。
暑さに負けずに、8月の実習に向けて更に頑張っていきたいと思います!!!
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森林・林業白書説明会・業務説明会が開催されました [研究会]

2024年6月27日、YAMASA Lecture Room(農学部2号館)において、森林・林業
白書説明会および業務説明会が開催されました。当日、約70名(オンライン参加
者を含む)が参加しました。
まず、白書説明会では、林野庁年次報告報告班課長補佐の中村誠さんより、 今年公表された森林・林業白書に、特集「花粉と森林」を中心に、概要を説明して頂きました。
その後、学生との質疑応答の時間に入ると、
・花粉発生源対策の記事における他省庁との調整
・国際競争力を確保するための経営規模拡大のあり方
・保安林と生物多様性保全との関係
・国有林からの木材供給のあり方
・東日本大震災後の復興に対する取り組み
などに関して、活発な質疑応答がありました。
 業務説明会では、5名の東大農学OG・OBの林野庁職員にお越しいただき、ご自身のキャリアパスを紹介して頂きました。参加者とのやり取りも行いながら、職務上のやりがい、休日の過ごし方などざっくばらんに語っていただきました。
大変お忙しい中にもかかわらず、お越しいただいた林野庁の職員の皆様に、心よりお礼を申し上げます。
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皆上伸さん(Yew Village代表社員)がゼミに参加されました:) [研究室]

 6月7日のゼミに、青森県五戸町で、疎林業、薪ストーブや木質バイオマスボイラーの販売施工を行っているユウビレッジ(Yew Village)の代表社員である、皆上伸さんがゼミに参加されました。皆上さんは、岩手県農学部修士課程を修了されてから、青森県庁勤務を経て、現在の会社を起業されています。林政学研究室教員の柴崎が、岩手大学農学部教員時代に指導した学生さんです。
 学部・大学院生時代の思い出に始まり、県庁職員として取り組んだキコリカレンダー事業に代表される様々な事業、現在の起業された会社の事業の説明などを、ざっくばらんに語っていただきました。
参考:https://www.j-fic.com/2021%E5%B9%B4%E7%89%88%E3%81%AE%E3%80%8C%E9%9D%92%E3%81%84%E6%A3%AE%E3%81%AE%E3%82%AD%E3%82%B3%E3%83%AA%E3%80%8D%E3%82%AB%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%92%E8%B2%A9%E5%A3%B2%E4%B8%AD/
 ゼミ終了後には、皆上さんご持参の馬刺しや、研究室メンバーお手製のたこ焼きにも舌鼓を打ちました。本当にお忙しい中、皆上さん、ありがとうございました:)
またぜひ、研究室に気軽にお立ち寄りください。
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林政・林業関係の資料保全をおこなっています [調査]

本日午前中も、林政学研究室が所蔵する過去の資料のデジタル化作業を進めました。
将来的な公開に向けて、公開用データの加工作業も開始しました。

昭和後期はもちろん、平成初期の山村の姿も、20代の学生にとっては遠い昔の話であり、
農山村でどのようなことがあったのか、どのようなことに注目されていたのか
といったことを、写真とにらめっこしながら、少しずつ体感していくことになります。
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