明治期から昭和20年までの卒論整理-クリーニング- [文献調査]
東京大学林政学研究室が所蔵している卒業論文の保全作業ですが、年代順の整理が終わると、次にクリーニング作業に移ります。明治期の卒論は、一世紀以上の埃がたまっています(埃のC14などから年代測定が出来たりして・・・汗)。
明治期の論文はいずれも和紙を綴じた冊子体で、かつ毛筆で丁寧に書かれ、論文ごとに箱に収蔵されています。今の卒論よりも丁重な取り扱いがされているかもしれませんね。
刷毛を使って、本体や箱の埃を静かに掃きとっていきます。箱の底にたまったほこりはなかなか完全には取れません。マイクロファイバークロスを棒に巻き付けて、箱の中の埃をとっていくことになります。
地道ですが、大切な作業になります。作業を手伝ってくれている王さん、梶本さん、平山さん、ありがとう:)
2023-05-26 11:22
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コメント(1)
農工の竹本です。明治期からの古い卒論のクリーニングおよびデータベース化、素晴らしいです。大変な作業だと思いますが、本当に貴重な文献資料なので、頑張ってください!!!
by take (2023-06-02 00:03)