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森林科学基礎実習IV(林政学基礎)のフィールド調査おさらい(No.1) [講義]

今年度の林政学基礎(学部3年生対象)では、全部で3回、フィールドでの実習活動を行います。森林(山)と人間の多様なかかわりをみようという狙いが込められています。
第1回目のフィールドでの活動は、山と人間との精神的なつながりを学ぶために、護国寺境内にある音羽富士(富士塚)を訪問し、富士講員による登拝について学びました(6月30日)。音羽富士は、1817年に建立されました。高さが約7mのこの富士塚には、「九合目」などと書かれた道標、小御獄の石碑、山頂には木花咲耶姫を納めた奥宮など、実際の富士山と同じような石造物などが配置されています。参道には、実際の富士山の溶岩もあり、100㎞以上も離れた場所からどうやって運んだのか想像するだけでもワクワクします。鉄道がない時代には、歩いて東京(江戸)から富士山まで参詣したわけです。往時の人々の富士山への憧れ、熱い思いが伝わってきます。明日から始まる3回目のフィールド実習では、北口本宮冨士浅間神社も訪問する予定です。発着地と(ほぼ)到着地の2つを今回の実習では見学することになります。音羽富士.jpg

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