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引越たけなわ<続報> [研究室]

<速報>でお伝えした研究室の引越の続きです。
 予定では、11月5日(金)・11月8日(月)の2日間で、後期前半分の搬入は完了することになっていたのですが、少し積み残しが出て、翌9日(今日)までかかりました。

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(写真:川合あけみさんのSNSより)

 左上は、移動前の仮住まい。プレハブの2階の窓からは、目の前にマテバシイがこんなに大きく枝を広げていて、狭いながらも目をなごませてくれました。
 右上は、今回大活躍の川合あけみさんと荒井和子さん。

 これから2000箱を超える(←f推定)蔵書の開梱作業があります。(f)

 林政研究が、古いお酒を新しい革袋に入れるものであるように、今回も、(荒井さん、川合さんのお知恵や芳賀先生の綿密な設計をもとに)古い什器の使えるものはなるべく活かして、新しい空間の中に配置するように努めています。そこに、その多くがISBNコード(バーコードをイメージしていただければよいと思います)の振られる前の時代の貴重な文献を詰めて行く壮大な作業となります。
 長い歴史のなかで、ザ・林政という本に加えて、周辺分野の良書を、林地と競合する土地利用分野、林産物を利用する産業分野や生活分野、事例分析~統計分析~理論研究、ミクロ~マクロ、地域~全球にわたり、古今東西を対象に、収集しています。
 こうした収蔵分野の多様性は戦前からの傾向であり、よき伝統なのですが、おそらくどこの資料館でもそうであるように、革袋の大きさは限られており、3月までには整理しないと、最終搬入物の置き場がなくなるかもしれません。
 目下、教員一同、頭を悩ませているところです。
 すでに、複本などの受入に手を上げて下さっている大学等もあり、コロナ禍で作業が中断していましたので、落ち着いてきたらお願いしようと考えています。

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