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林業経済研究所シンポのお知らせ(9月28日(土))<終了しました> [研究会]

来月末のシンポジウムのお知らせです。多くの皆さんのご参加をお待ちしていま
す。入場無料(事前申込制)です。

都市と森林 新時代―木の都市を考える―
(令和元年度(公社)国土緑化推進機構「緑と水の森林ファンド」助成シンポジ ウム)
令和元年9月28日(土)13:00~16:30(12:30開場)
 東京大学弥生キャンパス 農学部1号館8番教室(東京都文京区弥生1-1-1)
 入場無料(当研究所HPにて事前申込みをお願いします。)
  ポスターはこちら
   お申し込みはこちらから

■プログラム
第1報告:佐藤 岳利氏((株)ワイス・ワイス代表取締役社長)
消費者と川上のつながりをどのように解き結ぶか
第2報告:一岡 優作氏(東京都港区環境リサイクル支援部環境課 地球温暖化対 策担当)
林産地との連携による都市部での木材利用
第3報告:鈴木 直子氏((国研)森林研究・整備機構監事、建築家、木材コー ディネータ)
木の都市に向けた産官学民連携
パネルディスカッション:座長:安村 直樹(東京大学大学院農学生命科学研究 科 准教授)
※終了後、懇親会を予定しています。

昭和30年代の高度成長期に仕立てられたスギやヒノキ、カラマツなどの人工林が
成熟期を迎えています。これらを活用し、資源循環に結びつけていく ことが期
待され、木づかいの取り組みが進められています。この木づかいを継続し、普及
拡大するためには、消費者に受け入れられる木材製品が望まし いと言えます。
 2019年度より森林環境譲与税がはじまり、都市において木質化を図る取り組み
が増えると予想されます。また、2020年には東京オリンピッ ク・パラリンピッ
クが開催され、木の文化を発信するべく、木材商品に注目が集まるようになるで
しょう。
 ただし、消費者に受け入れられるよう、木材を利用する場所・量や質・形態あ
るいは木材の産地などにこだわりすぎないことが重要です。新国立競技 場観客
席の木質化が実現しなかったことを思い出してください。あの一件で観客席の木
材需要が失われましたが、それをはるかにしのぐ損失は、木材に 対する「高 い」
「メンテナンスに手間がかかる」というイメージが必要以上に国民に定着し て
しまったことではないでしょうか。
 木づかいの継続と普及には、もちろん木材産地の実情や思いを捉えることも重
要で、木材産地と消費者はお互いがあってこそ成り立つ相互補完的な関 係にあ
ります。そこでこのシンポジウムでは都市における木質化を事例に、木材産地と
消費者の事情に精通した三氏を講演者に迎え、木づかいを継続・ 普及させるた
めの課題を探っていくことにしたいと考えます。

■主催 「森林・林業・山村問題を考える」シンポジウム実行委員会(委員長:
山本美穗/飯沼佐代子/大塚生美/土屋俊幸/平野悠一郎/古井戸宏通 /安村
直樹)
■運営協力 一般財団法人 林業経済研究所
■会場協力 東京大学大学院農学生命科学研究科 林政学研究室
■問い合わせ先
一般財団法人 林業経済研究所 〒113-0034 東京都文京区湯島1-12-6 高関ビル
3A
Tel.03-6379-5015(Fax.3210) E-mail:office@foeri.org
URL:http://www.foeri.org/
■このシンポジウムは、森林分野CPD認定プログラムです。

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