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研究の意義とは? [OBOG]

学部生の頃には、レポートの形で何かをまとめて、最後に自分の意見を加えることが、研究だと考えていました。

大学院に所属してからも、しばらくこの意識から脱けだすことができませんでした。しかし林政学研究室で修了した今、改めて研究の意義を自分に問いかけると、「情報の階層化・構造化によって物事の本質を抽出することである」と答えたいと思います。

インターネットの時代に入り、誰でもたいていの情報・知識を一瞬で入手できるようになりました。しかし膨大な情報をただの情報として捉えるのではなく、それぞれの人びとは自らの独特な視点や考えるシステムで解釈や分析、分類を加えることで、最終的には自分なりのマインド(思想)に基づいて「何かを言える」ものとして処理することが重要でしょう。

研究とは、自分の思考回路で煩雑かつ断片的な情報を論理的に整理し、情報に意味を付ける過程だといえるでしょう(けんこ)。

(下図:研究室の一角)

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沢畑亨さん(研究室OB)、ご来訪いただきありがとうございました [OBOG]

 熊本県水俣市久木野にある愛林館で、長年にわたって地域の方々と協働しながら村おこし事業を進めてこられた館長の沢畑亨さん(林政学研究室OB)が、研究室に立ち寄ってくださいました。その後、演習林の安村先生も加わる形で様々な話で盛り上がりました。南九州地方において急激に進んでいる昭和20-30年代に植えられた人工林の一斉皆伐の現状、新型コロナと地域づくりのあり方などなど・・・。山村社会にとっては、林業経営の多様性の重要さを改めて実感しました。
 その後、沢畑さん、安村先生、柴崎で、水俣市出身のご店主が経営されている根津下の「根津カレー ラッキー」に向かい、カレーとルーロー飯の合いがけセットを頂きました。カレーとルーロー飯の組み合わせ、本当に美味しかったです。根津下にこんなにいい店があるとは:)本当に楽しいひと時でした。
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新年度(2022年度)がはじまりました

本日、新たに所属するメンバーを対象して、研究室ガイダンスが開催されました。
在学期間中、学生部屋を自分の部屋のように活用してもらえることを願っています。

昨年度博士課程を修了した劉さんも
お別れの挨拶のために研究室に立ち寄ってくれました。明日帰国とのこと。
新天地でもこれまで以上に活躍されることを願っています。

さあ、新しい1年の始まりです:)
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