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研究室に日常が戻ってきました [研究室]

新型コロナウイルス感染症が第5類に分類され、2023年度に入ると、林政学研究室もようやく日常を取り戻してきました。
先日、8月上旬には、学生らが捕まえてきた鮎を研究室で食す懇親会が突如始まりました。林政学研究室だけでなく、利用学研究室やアジア生物資源環境研究センターに所属する院生も参加しての鮎パーティー。研究室内での勉学ももちろん大切ですが、こうしたインフォーマルなつながりも(むしろ)大事なんですよね。
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With the new coronavirus infection classified as a category 5 disease and the start of the 2023 school year, the Forestry and Forestry Science Laboratory is finally getting back to its daily routine.
Recently, in early August, a get-together to eat ayu fish (sweat fish) caught by students in the laboratory suddenly began. The ayu (sweat fish) party was attended not only by the laboratory of Forestry Policy (Rinsei) , but also by graduate students belonging to the Laboratory of Forest Utilization and the ARC-BRES. Studying in the laboratory is of course important, but these informal connections are also (rather) important:)
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合格おめでとう:) [研究室]

本日、大学院入試の結果が発表されました。
研究室の学部4年生の平山さんが見事合格しました:)
思わず昼間から祝杯(ノンアルコールです)をあげてしまいました(笑)
外部からの受験生も無事合格しました。
来年度ますます盛り上がることになりそうです。
おめでとうございました:)

Today, the results of the graduate school entrance examination were announced.
Mr. Hirayama, a fourth-year undergraduate student in our laboratory, passed with flying colors:)
We couldn't help but celebrate (non-alcoholic) in the afternoon:)
A student from outside also passed the exam successfully.
It seems that the next school year will be even more exciting.
Congratulations!

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ナスさんの歓迎会(納涼会)を開催しました [研究室]

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 2023年7月7日に、ナスさんの歓迎会を開催しました。ナスさんは、林政学研究室のOBで、現在、ノッティンガム大学マレーシア校教授です。ナスさんは、本年6月~9月中旬まで特任教授として東京大学農学部に在籍されています。納涼会も兼ねており、実に4年ぶりの開催となりました。
 ようやく研究室も日常を取り戻しつつあります。今年は、いわゆる研究室の合宿も復活する予定です。盛り上がっていきたいと思います:)

A welcome party for Prof. Nath-san was held on 7 July 2023. Nath is an alumnus of our Laboratory (RINSEI: Forest policy) and is currently a professor at the University of Nottingham, Malaysia. Also Nath-san has been with a member of University of Tokyo as a specially-appointed professor from June to mid-September this year. The event also served as a summer party, and was indeed the first time in four years that it had been held.
 Finally, the laboratory is getting back to its daily routine. This year, the so-called laboratory camp is also scheduled to return. We hope to have a lot of fun:)


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林政・林業関係の資料保全について [研究室]

 2023年度より、国土緑化推進機構の助成を受けながら、林政・林業関係の資料保全事業を進めています。林政学研究室では、一般社団法人 全国林業改良普及協会から寄贈いただいた、1960年代以降の山村・林業写真を保管しています。現在、こうした山村・林業写真の資料化(データベース化、一部資料の将来的な公開)を目指しています。試行段階として、クリーニング作業を行った後に、スキャン作業を行った上での中世紙封筒への収納作業、データベース化作業を進めています。

(写真1)クリーニング風景
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(写真2)中性紙封筒への収納
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(写真3)写真のデータベース化
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ナス先生(特任教授)が来日しました:) [研究室]

 林政学研究室OBで、現在、ノッティンガム大学マレーシア校で教授をされているタパン・クマール・ナス先生が、東京大学農学部の特任教授として、9月中旬まで林政学研究室におられます。
 ナスさんは、Collaborative Forests Management in South and Southeast Asia(南・東南アジアにおける協働型の森林管理)について研究されてきました。OG/OBの方々は、ぜひ林政研究室に遊びに来てください。
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林政学研究室の蔵書を整理していたら・・・ [研究室]

 林政学研究室の蔵書を整理していたら、本の中から「国公立大学費値上げ反対(1972(昭和47)年)」のチラシがでてきました。考えさせられる内容だったので、思わずブログに書いています。
 前回学費が値上げされたのは1963(昭和38)年。当時は、年間9000円(!)だった学費が、12000円に値上げされたそうです。チラシが書かれた1972年においも、8年後(1980年)には学費が240,000円に値上げされる恐れがあることを警告しています。
 また、「教育は一種の投資であるので受益者負担を求めてよい(授業料をあげてよい)」と考え、将来的に国公立大学の法人化の傾向を目指す、文部省の姿勢にも批判の目をむけています。

・・・50年後の現在、学費は更に上昇を続け、教育格差の問題はさらに深刻化しています。その後、国立大学の法人化が進みましたが、皮肉なことに日本の大学の国際競争力は減少傾向にあります。「公共財」としての教育を改めて考える必要性を、50年前のチラシは現役世代の私たちに訴えているのかもしれませんね。おっと、仕事に戻らねば。
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新年の集いが開催されました [研究室]

 新型コロナ感染症が蔓延してから、オンラインで行ってきた新年の集いですが、2020年以来、3年ぶりに神谷バーで開催しました。
 古井戸先生、永田先生、荒井さん、川合さんをはじめとして、研究室OGOB、現役の学生が集まり、楽しいひと時を参加者全員で共有しました。
 この日は、荒井さん、川合さんの勤続20周年をお祝いする会ともなりました。
 当日参加がかなわなかったOGOBからも、荒井さん、川合さんに素敵なプレゼントがありました。皆さんありがとうございました。荒井さん、川合さん、これからもよろしくお願いします。いやー、やっぱり、対面はいいですね:)

※撮影のために、短時間マスクを外しています※
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新年早々のおめでたい話です [研究室]

2023年も始まりました。
本年もよろしくお願いします。
さて、新年早々おめでたいニュースがとびこんできました:)

林政学研究室の芳賀先生が、日本森林学会奨励賞を受賞されました:)
今年度の3月にオンラインで日本森林学会が開催されますので、
日本森林学会会員の皆さんは、ぜひご参加ください。

芳賀先生、おめでとうございます:)
今年は去年にもまして、いい年になりそうです:)



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速報:芳賀和樹著『御山守の仕事と森林コントロール』全文公開 [研究室]

本研究室助教の芳賀和樹先生の著書、ISBNのついたれっきとした出版物なのですが、市販はされず徳川林政史研究所が照会に応じ無償で提供していました。このたびウェブ上で公開されるようになりました。
https://rinseishi.tokugawa.or.jp/pdf_file/%E6%9E%97%E6%94%BF%E5%8F%B2%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%8801-%E8%8A%B3%E8%B3%80%E5%85%88%E7%94%9FWEB(150dpi).pdf
シリーズものの1冊で、裏木曽の「御山守」内木(ないき)家文書の調査解読成果をとりまとめたものです。貴重な知見多数が含まれており、歴史の専門知識がない読者に対しても判りやすく書かれているので、是非ご一読ください。(f)
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どうすれば土砂崩れから集落の人々は避難することができるか [研究室]

「ソフト防災」をテーマに社会人博士として3年間頑張って、この春に博論を仕上げた千葉幹さんですが、このたび、英文誌 Water に、その一部が受理・掲載されました。
Water誌はopen accessですので、どなたでも、無料で読むことができます。
M.Chiba, et al (2022) Analysis of Socio-Economic Factors That Influence Loss of Life in Sediment-Related Disasters, Water 14(15), 2408, 16pp.
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千葉さんのテーマは、20年以上前に、広島の災害などを契機として、ソフト対策に重点を置いて制定された土砂災害防止法について、その実効性をたかめるにはどうすればよいかという課題に挑戦したものです。
そのためには、砂防ダムのような施設を作ったり、森林管理をこれまで以上に進めたり、あるいはこの2つを組み合わせる(Eco-DRR)ことに加えて、住民が防災についての情報を十分に活用し、避難行動につなげるためのシステムが必要です。
全国各地で、実際に避難を行った集落にアンケートをとった貴重なデータがあり、このデータと各種統計をもとに、どういう属性をもった集落が避難行動を行えているかを分析したものです。コロナ渦で、現地調査に大きな制約があるなかで、重要な知見を与えています。
日本のSABOは、すでに世界的に有名ですが、気候変動が大きな問題となる中、狭い意味でのインフラ整備には限界があります。避難行動の促進など、ソフト面のSABOが、これから世界的に注目されることになるでしょう。昨日の時点ですでに300近いアクセスがありました。
関心をもたれた皆さんには、ぜひ、一読をお勧めします。

情報伝達ということでは、林家の意思決定において集落内の情報伝達が与える影響を、林政OBの芳賀大地さん(現・鳥取大)が分析しています。氏はこのアプローチで、やはり課程博士を修了し学位を得て、大学教員として活躍しているところです。

このように、森林を管理し、災害から人々を守る上で、「知」を伝え、「知」のネットワークをどうやって作るかは、林政学の重要なテーマの1つであると言えるでしょう。(古井戸)
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