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水源地シンポ@長浜、11月22日 [研究会]

宣伝です。「ダムは無駄」といった公共事業不要論が、結果的に、都会の都合で水源地域を振り回してきたという視点に立つシンポ。琵琶湖周辺で続けてきました。今年が3回目となります。滋賀県長浜市、11月22日
詳細:ポスター500K
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日本森林学会関東支部@宇都宮 [研究会]

M2小松です。
先週の金曜日(10月22日)、宇都宮へ学会に行ってきました。
http://jfsk.ac.affrc.go.jp/62taikai.htm

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(永田先生、竹本先生、佐藤くん、安藤くんが発表しました)

林政のセッションは午前中で終わったので、利用や経営のセッションも見に行きました。
対象が同じでも、視点が違う。視点が違っても、対象は同じ。勉強になりました。

昼休みに幸楽http://www.kouraku.net/
学会後みんみんhttp://www.minmin.co.jp/へ餃子を食べに行きました。
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ふだん食べる餃子とは別物ですね!美味しかったです☆
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COFO2010 [研究会]

2010年世界森林週間(COFO2010)というイベント
http://www.fao.org/forestry/cofo/en/
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があり、ローマに来ています。

この大イベントの一部である研究会に出席するための手続きをしに早めに会場を訪れたところ、写真のような資料展示会場があり、FAOや国際機関の最新研究の動向が一望できました。リクエストを書くと5冊までは送っていただけるのですが、なにせ膨大なドキュメント。
同じ建物に図書館があり、情報端末からpdfでとれるものを調べてそれ以外に絞りました。
(みんながそれをやったせいか、www.fao.orgが途中でアクセス不能に…)

この会場で研究会の主宰者に遭遇し、全体会議的な公式国際会議を上の階でやっていると教えられ、行ってみたら世界中の代表者が議場に集まっており、午前中の最後に、ちょうど日本の林野庁計画課のG氏が講演されるところでした。目をつぶって聴いているとネイティヴと区別不能。見事なスピーチでした。終了後ちょっとだけご挨拶に。

考えてみたら、手続きだけのつもりで防犯を考え非常にラフな恰好でいたのですが、そのまま超オフィシャルな会場に入っていたのでした(汗)。(f)
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林学系3学会合同企画シンポジウム [研究会]

8月10日の午後、農学部2号館2階化学第1講義室で、
「林学系3学会合同企画シンポジウム これからの日本の森林・林業を考える―新たな森林計画制度を取り上げて―」が開催されました。
これは林業経済学会が主催したシンポで、森林計画学会、森林利用学会との共同開催となりました。
現在大詰めを迎えている「森林・林業再生プラン」が議題の中心ということもあり、
会場は猛暑のなかすし詰め状態の満員御礼となりました。
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プログラム
13:00~13:05 趣旨説明
13:05~13:25 機能別ゾーニングの展望
      白石則彦(東京大学大学院農学生命科学研究科)
13:25~13:45 路網を活用した作業システムの現状と課題
      後藤純一(高知大学大学院総合人間自然科学研究科)
13:45~14:05 小規模所有者排除の「森林経営計画」の問題
      佐藤宣子(九州大学大学院農学研究院)
14:05~14:25 地域経済活性化・雇用拡大を射程からはずし、担い手多様性を軽視す
る森林・林業再生プラン
      笠原義人(元宇都宮大学農学部)
14:25~14:45 森林・林業再生に向けた岐阜県の取組と今後の課題
      長沼 隆(岐阜県林政部林政課)
14:45~15:00 休 憩
15:00~16:45 総合討論
16:45~16:50 コメント 山本博一(東京大学大学院新領域創成科学研究科)
16:50~16:55 コメント 酒井秀夫(東京大学大学院農学生命科学研究科)
16:55~17:00 コメント 永田 信(東京大学大学院農学生命科学研究科)
座 長 立花 敏(森林総合研究所北海道支所)
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樹木葬シンポジウム(韓国) [研究会]

5月20日に韓国で国立樹木葬林の1周年を記念し、
国立山林科学院というところで樹木葬シンポジウムが開かれました。

シンポジウムでは国立樹木葬林の現況などが報告され、
健全な樹木葬の展開のための今後の課題について議論が行われました。

シンポジウムが開かれた建物は木材をいっぱい使っていて素敵でした。
山林庁の庁長もいらっしゃいましたよ~[わーい(嬉しい顔)]
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農山村再生と協同労働の可能性を考える [研究会]

M1小松です。
日曜日、芳賀とともに、明大駿河台キャンパスで開かれた
協同総合研究所の研究フォーラム
「農山村再生と協同労働の可能性を考える
―食・農・環境を結んだ仕事おこし・まちづくり―」
に行ってきました。
http://jicr.roukyou.gr.jp/blog/archives/2009/1104_1920.php

「労働者協同組合(ワーカーズコープ)」については全く勉強不足でしたが、
地域なりの資源と就業構造、労働形態を結び付ける話は、興味深く感じました。
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パネルディスカッションのコーディネーターをなさっていた小田切徳美先生は、
・農山村における新しい産業―totalな「暮らし総合産業」
・「協同」を農山村に適用する―農協・森林組合・漁協の活動の広がり、新しい「組合」
・農山村の「協同」が「都市と農山村の『協働』」をリードする?
ということを、議論のまとめに仰っておいででした。

ちなみに明大のクリスマスツリーは、
大学が連携協力に関する包括提携を結んでいる、群馬県嬬恋村のモミでした。
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鑑賞期間が終わったら、また林地に植え直すそうですー。

都市の木造建築展 [研究会]

小川M2です。

日刊木材新聞に紹介記事が載っていて、ついつい行きたくなり
ちょっと寄ってみました。

都市の木造建築展

2000年の法改正で、4階建て以上の木造建築も認められたのですが
なかなか日本ではすすんでいません。(というかまだ1軒もありません)

そんな中、研究室と建築家が協力して行っている今回の展示会。
私としては、木材の出口が大きくならないと、森林整備は進んでいかないと思っています。

きれいな模型を眺めていると
都会での従来軸組み工法以外の木造建築の可能性を感じられました。

狭い展示スペースですが、実際に設計をされている方にも色々とお話が出来てよかったです。

皆さんも駒場に用事がある際には、ぜひ★
19日にはトークイベントもあるそうです。

コモンズ研究会 [研究会]

米国のコモンズ研究者マッキーン先生を迎えて開催されたコモンズ研究会に参加するため、
8日~10日で山中湖村に行ってきました。
8日には村内の山中、平野、長池という3部落が利用している県有地入会などを見学しました。
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現在でも200人弱の入会権者による総出で年に一度(4月)火入れをしているという平野のカヤ場は
昔は秣や屋根葺きのために利用されていましたが、
現在はもっぱらその景観が観光資源として利用されています。
黄金色に輝くカヤ場から望む富士山と山中湖はたしかに絶景でした。

森林と市民を結ぶ全国の集い1 [研究会]

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M1の小松です。
この土日、立教大学で開かれた
「森林と市民を結ぶ全国の集い2009 in Tokyo」に行ってきました!
森林ボランティア活動をしている方々を中心に
200名以上の参加があったのではないかと思います。
今年で第14回目を迎えるそうです。

最初に、東大でも講義をなさっている内山節先生から
「あらためて森林の価値を問う」という問題提起。
・地域住民にとっての価値
農山村の変貌。給与所得者が大半、家業の崩壊。
・国際的な価値
外国人観光客が増えている、アジアの財産に?
しかし国際社会が「価値」を決めることには危険性がある。
・人間の力だけを誇示していく時代ではない
山への畏敬の念、信仰文化をとらえなおす
・市民から「価値」を提起できていない
林野庁とうまくやってきたゆえに、受身になっている?

続いて、岩手大学の山本信次先生をコーディネーターに
パネルディスカッションがありました。
1.「良い森」とはなにか
人が関わり、様々な生産物を生み出し、生活の糧となる豊かな森。
いろんな生物がいて、バランスのとれた森
(ただし、全ての生物にとって満たされる森なんてない→多様な森)。
2.「むらで生きる」とは
森は適切に管理されれば、驚くほど豊か。森の恵みを活かすこと。
3.誰に何ができるのか
現在の価格で回る林業の育成(低コスト化、行政の直接支援など)
+周辺ビジネス(産直を利用した特用林産物販売など)をやるといい。
姉妹都市提携は良いが、そんなにお金のある都市は多くない…
ボランティア団体が経済的に自立できるように…
Iターンの人が上手くやっていく仕組みがない…

などなど、現場の経験が豊かな方々だったので、
事例がぽんぽん出てきて、説得力があり、おもしろかったです。
http://14tsudoi.blog99.fc2.com/

それにしても、クリスマス前の立教大学はオシャレでした[黒ハート][ぴかぴか(新しい)]

林業経済学会@網走 [研究会]

9月26、27日、北海道網走で開催された林業経済学会に参加してきました。

林政学研究室からは、26日に、
芳賀大地「栃木県の素材生産と流通の現状と1950年代以降の展開過程-群馬県との比較-」(写真)、
林宇一「『国勢調査に見る林業労働者の推移-2005年データまでのコウホート分析-』」の発表があり、
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27日に、
赤池慎吾「入会林野における権利の変遷と集落構造-国有地入会の事例から-」(写真)、
Jones, T. E. "The Role of Unattended Interpretation for Mt. Fuji Climbers"の発表がありました。
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学会の前後で知床も満喫しました。
エゾシカとふれあったり、カラフトマスを眺めたり。
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